That's the T

Coachella二週目には宇多田ヒカルは出ないのかなぁ。誰かのステージに飛び入り参加したりしてほしいな、と思ったり、初のフェス出演も済んだところで観客として楽しんでるところなのかなぁ、と案じたり。

Coachella現地参戦してる人の動画がインスタやYouTubeなどにたくさん上がっていて、宇多田ヒカルのパフォーマンスも見られるのは嬉しいところ。舞台から見たらみんなのスマホのライト綺麗だったのかなぁ。

改めて当日のパフォーマンスについて整理すると、セトリは①Simple And Clean、②First Love、③Face My Fears (English version)、④Automatic。そして最後に新曲「T」。

Simple And Cleanは通例通り1つキーを下げていた。姉妹曲の「光」もいつもキー下げで歌っている。UTADA UNITEDのアンコールでの「光」のみ原キー。Simple And Cleanを歌ったのは「20代はイケイケ!」、「Utada In The Flesh 2010」、そして今回のCoachellaの3回になるのかな。ちょっと高音が苦しそうな場面もあった。Simple And Cleanのサビは、メロディーの跳躍が多くて「光」よりさらに難しい気がする。これを一曲目に持ってくるのは相当リスキーだけれど、冒頭のインパクト絶大なこの曲で始める効果は大きい。「ヒカルの5」のオープニングの「光」もそうだったし、今回のCoachellaでもそうだったと思う。現地でも耳馴染みがある人も多いだろうし。

First Loveは原曲キー。Laughter in the Dark Tour 2018では1つ下げていたけれど、これは転調した後「初恋」につなげるためのキー下げだった。そして、今回も流石の歌唱だった。サビで「You taught me how」の前にBecauseを入れるのもいつも通り。そしてアウトロでFace My Fearsのピアノリフ?が入って、そのままシームレスに繋がった。ここでヒカルさんがちょっとウルっと来てた。Face My Fearsでは、「Let me face my face my face my fears」の山びこみたいなやつの音量がやたら大きくて面食らった。その場で歌った声を流してるからかな?と思ったけどよく聞くとCD音源そのまま流してるだけだし、なぜこうなった。Automaticのサビでも同じことを思いました。

そして4曲目のAutomatic。こちらは1つキー下げ。といっても、原曲はピッチが低めに作られてるので、他の曲と合わせると上げるか下げるかするしかない。これまではピッチを他に揃えてキーは変えないで歌っていたが、今回はピッチを揃えた上でキーを下げていた。このパフォーマンスもとても良かった。ダンサーとノリノリで歌うヒカルさんを見れて嬉しかったです。何人か前の人が使ってた受話器の小道具は持ってこんのかいと思ったけども。

ここまで約10分。「誘われてちょっと出てきます」とかツイートしてた割に、最後から2番目に4曲も歌ってるじゃんかと思っていたところ、なんと最後に弾き語りでもう一回出てきた!歌っていたのは、ステージの直後に88risingからサプライズリリースされた「T」。サビはCD音源の声を流して、オクターブ下に重ねて歌っていた。最後の仕草が可愛かった。最近はヘビロテしてますこの曲。

T

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NMEからCoachella出演に際してのインタビューが公開されている。この服は(ヒカルも出演した88risingのステージでサプライズ復活した)2NE1のMINZYのインスタに上がっている2ショットと同じ。どちらも前日とかのリハーサルで撮ったんだろうか。

インタビューでは楽しそうに受け答えしていて良い。「I'll be stronger」を口ずさむ場面もあってびっくりした。I'll be strongerのプロモ盤CDどっかに転がってないかなぁ。欲しい!

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