宇多田ヒカルのギブソン、アールハーヴィンの二の腕 #LSAS2022

Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios 2022 を見て思ったこと、その2。

アルバム「BADモード」の初回盤に付いてくるBD+DVDに入っているBehind the scenesを見ると、収録の直前にヒカルの声が全く出なくなり、ボイストレーナーを付けて何とか乗り切ったエピソードが出てくる。ヒカルは元々喉が強い方ではないと思うけど、こんなことがあったとは。本番のパフォーマンスを見るとまさか直前まで話すことすら出来なかった人とは思えない。またその辺りをサラっと話しているのにも驚く。達観しすぎというか何と言うか。

また、別の場面では何でも屋さんの(@ラフダクのMCにて、ヒカル談)Henry Bowers-Broadbentとヒカルがギターについて話しているのだが、これがヒカルの私物であるギブソンJ-35(らしい)。戦前生まれの貴重なやつ。ここでもヒカルが話している通り、お父様から受け継いだもので、LSASで披露されたUtada名義の「About Me」ではヒカル自身の演奏でレコーディングに使われている。他だと同じくUtadaの「Exodus '04」をMステで歌った時や、「Be My Last」をネットイベントで弾き語った時、WILD LIFEで「Across the universe」を弾き語った時などに登場している。今回は久々の登場。で、HenryはAbout Meでこの楽器を使っている。何と粋な。そして、Behind the scenesのほうで彼は「Beautiful Worldでも使うね♪」と言っているが、本番ではBeautiful World(About Meの一曲前)とAbout Meで違う楽器を使っている。ギターには詳しくないので分からないが、音色の拘りがあるのだろうか。

 

そして何より、Utada名義の「Hotel Lobby」と「About Me」が選曲されたことへの驚き&嬉しみが大きい。コーラス新録だよね。Hotel Lobby〜Beautiful World (Da Capo Version)〜About Meという最後3曲の流れはあまりに強力。

 

あとは、途中でドラムのEarl Harvinが上着のジャケットを脱いでるのも気になった(笑)暑くなったのかな?二の腕が厳つくて良い。ただ、演奏終了後に一瞬映る笑顔のカットではまた着ている。別撮りでなければ、演奏が終わった後すぐ羽織ったのかな?ちゃんとしてるね。

 

ヒカルのツイート発掘したので貼っておく。