結構宇多田ヒカルには張り付いてる方だと思うんだけど、SCIENCE FICTION(宇多田ヒカルのアルバム)←こういうのとか、'要出典'、とか 'いつ?'みたいなWikipediaの文法ってやっぱり自分の打った文章の曖昧さ回避にすごい便利なのでつい使ってしまうんだけどちゃんと伝わってるんだろうか? まあいいや、とにかく宇多田のベスト盤発売への盛り上げが凄すぎて全然情報についていけてない。
情報がすごいと思ってしまう要因の半分くらいは毎晩YouTubeチャンネルでミュージックビデオが公開されるから。過去のMVを4Kにアップコンバートしていく企画が進んでいて、これは過去に宇多田ヒカルのMV監督も多くやっている(Addicted to you / Wait & See〜リスク〜 / For you / タイムリミット / Prisoner Of Love / 花束を君に)[←竹石氏のWikipediaからコピペ]、竹石渉によって手がけられているらしい。結局のところ、いかにも生成AIを活用してます、みたいな画質にはなってしまっている。もしこれらの映像集が単独で販売されて、仮に購入して再生されたのがこれだったら何だかな〜と思ってしまうかもしれないが(自分はこういうAIで持ち上げられて絵みたいになった画像・映像が苦手なので)、YouTubeで毎晩カウントダウン的に公開されるというのは上手いやり方だし良いねと思う。まだ全部見られてないんだけれど、こうやって公開されると改めてMVを観ることになり、今まで全然気づいていなかったところが多いことに驚く。正直楽曲と比べてビデオにはあんまり興味がないほうなんだけれど、だからこそこうやって観ることに意義を感じるし、ベストアルバムに向けて盛り上がってくる。
そして、4月3日には Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り- (Sci-Fi Edit) が先行配信された。今晩はこれのミュージックビデオがYouTubeで公開されるとのことだが、配信にはすでにMVも乗っていて、MVは2022年9月にSpotify Japan5周年プロジェクト"Go Stream" のために限定コンテンツとして配信されたのが初出の(その後YouTubeチャンネルにも公開された)縦画面のライブクリップをSci-Fi Edit に合わせて編集したもの、だ。これは縦じゃなくても良いんじゃないと思ってしまうけれど、横画面のまとまったデータはないんだろうな。
そしてマルセイユ・Sci-Fi Editの音源は、もと12分あったトラックを4分11秒にまとめたもので、ボーナストラック扱いになるのも納得な一方で完成度はすごい高い。後ろでなっている音や構成の大枠はそのままだけれど少しテンポが上がって(要出典)、良い意味で雑味なくボーカルが聴きやすいミックスになっている。今まで、自分の中では「マルセイユ辺り」は「BADモード」のジャケ写と強く結びついていた(水族館ビジュアルがあんまり馴染んでいなかった?)んだけど、これを聞くとスッと「水色・水族館・SF」のイメージになった気がする。そして何より、絶対これライブで歌ってくれるためのエディットだよね、たのしみー。
過去のMVを4Kにするというミッションで制作期間約3か月の未知の作業を経て今日から公開されました。課題は既存のAIによる4K変換ソフトではまだまだクリエイティブとして容認できないことでした。でも試行錯誤AIやたくさんのクリエイターの力を借りながら自分なりに独自の方法を見つけたのが嬉しい。20… https://t.co/llbcRrPUA4
— 竹石 渉 watarudake (@takeishiwataru) 2024年3月14日