Rina Sawayama "Hold The Girl Tour" @ Zepp Osaka Bayside

1月18日、リナサワヤマ・Hold The Girl Tour大阪公演@Zepp Osaka Baysideに行ってきた。特にまとまったレポートは残せないけれど、ちょっとだけ書いておこうと思う。

ノンストップで進んでいくので本当にあっという間で(実際75分と短めではあったんだけれど)、気づいたら終わってたようでもあり、でも濃かったな〜とも思う。

何よりまずは歌が上手い!(こんな感想失礼だが)そしてダンスもずっと踊っててすごかった。

ステージ上はずっと風が吹いていて、髪をなびかせるリナが格好良かった。MCでは思っていた以上に日本語を喋ってくれた。「このあともめっちゃかむのでよろしくお願いします!」とお茶目だったけれど言葉は一つ一つとても力強かった。

そして、アルバム Hold The Girl 以外の曲もしっかりやってくれたのも嬉しかった。(もちろん、To Be Alive とかも聴きたかったけど!!)それまでのツアーではやっていなかった Chosen Family 、Cherry を日本で歌ってくれたのは嬉しい。Chosen Family は前日(初日)の名古屋ではやらなかったようなので、何か感じるところがあって2日目から急遽やってくれたのだろうか。

3日目の東京では宇多田ヒカル「First Love」のカバーもやったらしくて聴けた人羨ましい!いや、僕も邦楽のカバーやってくれないかなと少し期待していて、やるとしたら椎名林檎宇多田ヒカルか?と思っていたので本当に宇多田ヒカルやってくれたというだけでもありがたいんですが。

 

特に記憶に残っているところと言えば、やはり中間の Send My Love To John, Chosen Family, Forgiveness, Cherry の流れだろうか。

私の音楽のモットーは「ありのままの自分を受け入れる」ということ。でもそんな私たちを受け入れてくれない人もいる。時にはそれが家族や信用してる人、政府、社会だったりもする。でも、この世界にはそのままのあなたを愛して、受け入れてくれる人がいる。だから諦めずに、自分を貫いて生きていこう。(要約)

というMCの後、携帯のライトをかざして会場が一体となった Send My Love To John。生で聴くのが本当に楽しみだった歌。シンプルな歌い回しが沁みた。曲の最後のアレンジも素敵だったな。

そのあとで「LGBTQコミュニティーに捧げた曲」だと紹介して Chosen Family を歌唱、Forgivenessと続いた。

そして「LGBTQ+の人いる〜? ちょっとみんな踊ろうよ」と Cherry に突入した。

Coachellaとかでやっていた、イントロがアレンジされていてキーが一つ低いバーション。Cherry もやってくれたらいいのになー、流石にないかなー、と思ってたので本当に嬉しかった。イントロは Plastic Love 的な日本のシティーポップ風?で(Coachellaでは背景に「東映」のオープニングをもじったビデオを流していたので、日本的な意図はあると思う)、Aメロからスタート。途中の「no ID, no ID」パートを一緒に歌うのは結構夢だったのでできて嬉しかった。

そして、この曲のライティングがめちゃくちゃレインボーで、最後のサビではリナはレインボーフラッグを掲げて歌っていた。レインボーフラッグを振りかざす観客も何人かいた。

Send My Love To John や Chosen Family の後に Cherry を持ってきて、一番普通の日常に近いこの歌で会場をレインボーにしてくれるのが良いな、と思った。救われたというか。もともと好きだったけれど、さらに自分にとって特別な歌になりました。

 

本編最後は XS 。途中の合いの手を入れるのが結構むずかしかっったけど笑、盛り上がった。そしてアンコール的に This Hell をやって終わった。最後がこの2曲なのも、浮世離れしてなくて救われた。(うまく言えないけど)

本当、冒頭のMC通り癒されて帰りました。

 

とにかく、ライブハウスで見られたのはラッキーだったな、と思った。(これまでの単独公演で一番大きい会場だという東京も衣装替えとかでかいセットとかあってみたかったな〜と思ったけど。)

次のツアーも行きます!!こんどはでっかいバンドも連れてきてほしいな。